トレーニングを始めるなら冬がオススメな理由とは
2023/12/16
トレーニングを始めるなら冬が最適な理由とは
寒い冬には、トレーニングをしようという気持ちにならないかもしれません。
しかしトレーニングを始めるならば、冬が最も理想的な季節だといわれているのです。
こちらの記事では、冬の運動が最適とされる理由や効果、運動を行うにあたっての注意点についてご紹介していきます。
是非最後まで読んでいただけると幸いです。
目次
冬は運動に最適な季節!その理由とは?
「夏は汗をかくから痩せやすい、冬は汗をかかないから痩せにくい」と思い込んでいる方が意外と多いようです。
また、冬は身体が脂肪を蓄えやすいから太りやすいと考えている方もいるようです。
しかし、これは真逆の考え方で、実は夏に比べて冬の方が痩せやすいのです。
今回は、冬が運動に最適な季節である理由について解説していきます。
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夏に比べて冬は基礎代謝量が高い
人間は、体温維持や心臓の働き、呼吸などの機能を維持する目的で、常にエネルギーを産生し続けています。
これを基礎代謝といい、安静にしていても運動していてもその機能は働き続けています。
また、夏は外気温が高いため、多くのエネルギーを産生する必要がありませんが、外気温が低い冬では、基礎代謝量を増やしてエネルギーを産生しないと、体温維持ができなくなります。
寒い時に身体が震える現象は、身体を振動させることで熱エネルギーを発生させているのです。
つまり、冬は基礎代謝量が大きくなる傾向があり、夏よりも痩せやすいということなのです。
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外気温が低いから続けやすい
近頃では夏の外気温は夜になっても下がりにくく、少し体を動かしただけでもすぐに汗が噴き出できます。
このような状態が起こったとしても、アスリートのように運動が習慣化している方であれば、いつものように運動し続けることができるでしょう。
一方、運動に慣れていない方の場合では、汗をかくことを苦に感じて、運動をすることが億劫に感じてしまう可能性があります。
では、冬ではどうでしょうか。
外気温が低い分、運動を続けてもそれほど苦にはならないでしょう。
つまり、冬は運動するのに最も適した季節だということです。
運動は続けてこそ成果がわかるものですので、これから運動を始めようとお考えの方は、是非身体を動かしやすい冬から開始してみてはいかがでしょうか。
冬に太りやすい人の特徴とは
本来であれば、冬が運動に最適な季節であり、痩せやすい季節であると言われていても、なぜか夏よりも太りやすいという固定概念を持っている方がいます。
基礎代謝量が大きくなる冬なら痩せそうなものですが、反対に太ってしまう原因はどのようなところにあるのでしょうか。
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冬に太る1番の原因は「食事」
冬、特に年末は、クリスマスや忘年会、正月、新年会というように、イベントが目白押しです。
そして、このようなイベントごとに食べ過ぎ、飲みすぎを繰り返すうちに、いつの間にか太ってしまっているということが多いようです。
冬は太りやすいと思い込んでいる方の多くは食事が原因の可能性があるため、心当たりがある方は、運動を実践するとともに食生活の見直しも行いましょう。
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自宅にこもる機会が増える
外気温が低いと、暖かい室内から出たくなくなりますよね?
室内で過ごす時間が増えると、消費エネルギーが増えず、摂取カロリーが皮下脂肪として蓄積されやすくなります。
そうならないためには、意識的に外出をして、消費カロリーを増やすことが大切です。
もしも、外出が難しい場合は、室内でできる運動をして消費カロリーを増やしましょう。
冬の運動に期待できる効果とは
積極的な運動は、基礎代謝量の増加や脂肪を減らす対策として役立ちます。
そして、基礎代謝量が高まりやすい冬なら、その効果はむしろ倍増するでしょう。
しかし、冬の運動に期待できる効果はこの限りではなく、さらに素晴らしい効果も期待できるのです。
ここからは、その素晴らしい効果について解説していきます。
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血流の改善
ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動や筋トレなどの無酸素運動を行うと、筋肉が適度な刺激を受けて血流が改善されます。
血液は体中に栄養成分や酸素を運ぶ役割を持っているため、その流れが滞ると肌荒れや抜け毛が目立つことがあるほか、冷えを感じることもあります。
そうならないためには、運動を実践することで、これらのトラブルを避けることにつながります。
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筋力の維持や向上
冬の間に運動を開始しておくと、春から夏にかけての基礎代謝量減少に備えることができるほか、筋力の維持や向上にも役立ちます。
運動をしない生活が長期間に及ぶと、次第に筋力が低下し、「少し歩いただけで疲れる」「階段を上がるのが辛い」「バランス感覚が鈍くなる」などのトラブルが起こりやすくなります。
また、骨にかかる負荷も少なくなるため、骨粗鬆症のリスクも高まります。
万が一骨粗鬆症を発症した場合では骨折しやすくなり、最悪は歩行困難になる可能性があります。
そうならないためには、筋肉と骨に適度な負荷をかけられる運動をするのが1番の方法です。
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座りっぱなし状態を防げる
「座りすぎは健康に良くない」という話を聞いたことはありませんか。
実は、座りっぱなしの生活が続くと、血行不良や筋力低下のほか、糖尿病などの生活習慣病の発症リスクが高まるといわれています。
また、ある研究によると、1日8時間以上座りっぱなしの人は、1日3時間程度しか座らない人に比べて、死亡リスクが1.2倍ほど高くなることもわかっています。
座っている時間が多い方は、意識的に運動を取り入れることで、より健康的になる上に、死亡リスクの低下にもつながります。
冬の運動で注意すべき点
冬の運動は良い点も多いですが、反対に注意しなければいけない点も存在します。
冬の運動で注意すべき点について、これから解説していきます。
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寒暖差による血圧の急上昇
外気温が低い屋外に出ると、体温維持の目的で血管が収縮し、血圧が急上昇しやすくなります。
これを防ぐためには、急激に体温が変化しないように、早朝や深夜の運動を避け、暖かい服装で実践することが大切です。
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準備運動なしの運動
準備運動をしないまま急に運動を始めると、筋肉や腱などを損傷するリスクが高まります。
そうならないためには、運動をする前に軽い準備運動やストレッチを行って、筋肉や腱を伸ばしておきましょう。
特に、外気温の低い冬は筋肉が硬くなりやすいため、準備運動をしっかりと行った上で運動を行うようにしましょう。
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水分不足
冬は外気が乾燥しているため、体内の水分が失われやすい環境にあります。
つまり、運動中に水分不足に陥る可能性があるため、こまめな水分補給が必要ということです。
水分が不足することで、身体が攣りやすくなることもあります。
また、中高年の方や高血圧などの持病がある方は、脱水症状が起こりやすいといわれていますので、水分不足にはくれぐれも注意してください。
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屋外で運動するときの服装
冬に屋外運動をする際には、厚手の衣類を着用するのではなく、薄手の衣類を重ね着してから出かけましょう。
運動を始めると、すぐ体温が上昇するため、厚手の衣類を着用してしまうと、熱気が溜まりやすく、冬でも熱中症になるリスクがあります。
また、衣類を脱ぐと汗が蒸発して体温が急激に低下するリスクがあります。
一方、薄手の衣類を重ね着しておけば、1枚脱いだとしても、急激に体温が下がることを防ぐことができます。
薄手の衣類で体温調整をできるように対策しておきましょう。
まとめ
今回は、冬の運動が最適とされる理由や効果、運動を行うにあたっての注意点についてご紹介してきました。
「冬は汗をかかないから痩せにくい」と思い込んでいる方は多いようですが、実は、1年の中で冬が最も運動効果が現れやすく、痩せやすい季節なのです。
つまり、ダイエットを成功させたいという方には、冬のうちに始めるのがオススメだということです。
運動にはさまざまなメリットがあり、誰しもが定期的に運動を行うべきだといえます。
今回で冬に運動を行うことが効果的と述べてきましたが、さらに大事なことは「継続する」ことです。
自分が続くことを長い目で続けてみると、次第に効果が現れてきますので、この機会に是非運動を始めてみてください。
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