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【サイズの原理】ダイエットに役立つ難しそうで簡単な知識

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【サイズの原理】ダイエットに役立つ難しそうで簡単な知識

【サイズの原理】ダイエットに役立つ難しそうで簡単な知識

2023/12/24

みなさんは筋肉の働きに「原理」があることをご存じでしょうか。

実は、「サイズの原理」に従って筋肉は働いています。

サイズの原理とは、「小さい運動単位から働き始める原理」です。

これだけでは何を言っているのか分からないと思うので、これから筋肉の構造や仕組みを簡単に解説したのち、「サイズの原理」について紐ほどいていきます。

必ずダイエットに役立つ知識なので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

    そもそも筋肉の構造ってどうなってる?

    いきなりですが、「鳥のささみ」をイメージしてください。

    鳥のささみは、鳥の胸の奥にある肉の部位ですが、「繊維状」になっていますよね。

    人の筋肉も線維状になっていて、線維が集まった構造になっています。

     

    しかし、筋肉だけでは物を持ち上げたり動かしたりすることはできません。

    それを可能にしているのが「運動神経」という神経です。

    運動神経が枝分かれして筋線維の一本一本に繋がり、脳からの命令を伝達し筋線維を働かせています。

     

    このような「運動神経+筋線維」の構造を「運動単位」と呼びます。

    「運動単位」は小さいほど細かい動きができる!

    運動単位が小さいとは、1本の運動神経が支配する筋線維が少ないことです。

    運動単位が小さいほど、細かい動きができます。

    操り人形は、手・足・顔だけに糸を付けるより、1本1本の指や足・首、肩、背中などそれぞれに糸を付けたほうが、細かい動きを演出できるのと同じです。

    人の体で一例を挙げると、「指」は細かい動きが得意ですよね。

    指の筋肉は、1本の運動神経が支配する筋線維が少ないため、細かい動きを可能にしています。

    サイズの小さい運動単位から働き始める「サイズの原理」

    筋肉は、「サイズの原理」に従って働いています。

    サイズの原理は、「小さい運動単位から働き始めること」でした。

    重いダンボールを持ち上げようとすると、運動単位が小さいものから働き始め、ダンボールを持ち上げるのに必要な力になるまで、徐々に運動単位の大きいものを働かせていきます。

    しかし、軽い物を持ち上げるときは、上記と同じように小さい運動単位から働き始めますが、大きい運動単位は働く必要がありません。

     

    そんなとき、大きい運動単位のものは「休息」を取ります。

    理由は、大きい運動単位はエネルギー消費量が多いため、常に使ってしまうと身体のエネルギーがなくなってしまうからです。

    筋線維の種類として「遅筋線維」と「速筋線維」があるのですが、遅筋繊維は運動単位が小さく、速筋線維は運動単位が大きいです。

     

    つまり、速筋線維は、いざというときに発揮できるよう普段は力を蓄え、いざというときが来たら瞬発的に大きな力を発揮します。

     

    ここまでをまとめると、
    サイズの原理によって小さい運動単位から働き始め、使う必要がない運動単位は休息。
    そして、
    「速筋線維=運動単位が大きい=エネルギー消費が大きい」
    「遅筋繊維=運動単位が小さい=エネルギー消費が小さい」

    となります。

    「速筋線維」を働かせてエネルギーを消費しよう

    速筋線維はエネルギーの消費量が大きいと解説しました。

    エネルギーになるのは「糖質」です。

    糖質は蓄えられると脂肪に変わります。

     

    エネルギー消費量の多い速筋線維を働かせると「ダイエット」に繋がることになるのです。

    では「速筋線維を働かせるにはどうすれば?」

    ①自身にとって楽すぎる筋トレをしない。
    ②速筋線維が多い筋肉をより使う。

    以上が答えです。

     

    ①に関して、楽すぎる筋トレは、小さい運動単位しか使わない可能性が高いためです。

    ②に関して、筋肉はどれも速筋線維と遅筋繊維が含まれています。しかし、その割合は異なります。

     

    速筋線維の多い筋肉
    ・大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)
    ・腓腹筋(ふくらはぎの筋肉)
    ・上腕三頭筋(二の腕にある筋肉)

     

    などです。

    「大きい筋肉に速筋線維が多い」で覚えればいいと思います。

    大きい筋肉を優先的にトレーニングすることで、速筋線維が働いて、エネルギーの消費を多くすることができます。

    ダイエットが難しいと考えている方へ

    ダイエットをすると言っても、知識がなくどのように行動していいのかわからない方であったり、仕事で忙しく運動をする時間を確保できなかったりする方など、ダイエットが難しいと考えている方も少なくないはずです。

     

    私も、今ではトレーニングや食事管理が習慣化してきて苦に感じなくなりましたが、最初のうちは時間がない日は後回しにしたり、めんどくさくてサボってしまう日もありました。

    もし、自分1人ではダイエットが難しいと考えている方がいましたら、お気軽にご連絡いただければと思います。
    あなたの身体に合わせた食事法を提案させていただきます。

     

    運動や食事を見直すことで痩せることができる上に、健康も手に入れられると言うことで、やらない理由は1つもありません。
    「難しい」「忙しい」という言い訳で、これまで手を出せていなかったのならば、今すぐ始めてみるべきだと思います。

    少しでも興味を持った方は、是非一度ご連絡ください。

    サイズの原理を意識すれば効率よくダイエットできる!

    結論、サイズの原理とは「小さい運動単位から働き始めること」で、小さい運動単位を持つのは遅筋繊維です。

    反対に、大きい運動単位のものは速筋線維で、エネルギー消費量が多いため、集中的にトレーニングすればダイエットの効率を上げることができます。

     

    補足すると、速筋線維が働くトレーニングは「無酸素運動」がオススメです。

    有酸素運動のような「長く軽めの運動」では遅筋繊維が働きやすいため、無酸素運動のような「高強度で短い運動」では速筋線維が働きやすくなります。

     

    しかし、有酸素運動は脂肪を燃焼しやすかったり、代謝を上げたりなどのメリットもあるため、目的に合わせて使い分けましょう。

    万が一、どのようにして使い分ければいいか分からない方は、お気軽にご相談ください。

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