HIIT（ヒット）トレーニングの効果を解説！

ダイエット中の定番トレーニングといえば「HIIT（ヒット）トレーニング」です。

 

皆さんは、HIIT（ヒット）トレーニングをご存知でしょうか。

今回は、HIIT（ヒット）トレーニングの効果を解説していきます。

 

HIIT（ヒット）トレーニングの効果を理解した上で、ご自身のスタイルに合わせて取り入れてください。

HIIT（ヒット）トレーニングは、「High Intensity Interval Training（高強度インターバルトレーニング）」の略称で、高強度のエクササイズとインターバルを繰り返すエクササイズになります。

 

高強度のエクササイズにより、無酸素運動に近い運動となり、強い負荷をかけることで身体を限界まで追い込み、体脂肪を燃焼しやすい状態にします。

 

また、短時間でできるトレーニングであるため、運動が苦手な方や初心者などでも気軽に始められる運動として注目を集めています。

HIITトレーニングをもたらす効果は、大きく4つ挙げられます。これからHIITトレーニングがもたらす4つの効果を1つずつ解説していきます。

 

基礎代謝の向上

HIITトレーニングは、高強度のエクササイズであることから、心拍数も上がり、筋肉も使うことから、短時間で大きなエネルギーを使います。

これにより、基礎代謝の向上が見込めます。

また、有酸素運動だけでは筋肉量減少による基礎代謝の減少のリスクが高まりますが、HIITトレーニングは無酸素運動に属します。無酸素運動は、筋肉量増大につながり、これもまた、基礎代謝の向上が見込めます。

 

脂肪燃焼効果

HIITトレーニングは、短時間で高強度のエクササイズを繰り返すため、心拍数が高くなり、呼吸をするために大きなエネルギーを使い、カロリーを消費しやすい状態が作られます。

また、基礎代謝の向上により、同じHIITトレーニングでもよりカロリーを消費するため、脂肪燃焼効果は高まります。

 

アフターバーン効果

アフターバーン効果とは、トレーニングやエクササイズ終了後もカロリー消費が継続して行われる現象のことです。

HIITトレーニングでは、アフターバーン効果を得られることが報告されています。

HIITトレーニングを行うことで、一時的に無酸素状態になり、体内の酸素を多く消費するため、通常よりもカロリー消費が行われます。さらに、ダメージを受けた細胞修復にもエネルギーが消費されるため、カロリー消費が増えると言われています。

 

体力・持久力の向上

HIITトレーニングでは、無酸素状態になることから、多くの酸素を体内に取り込むため、肺機能の活性化が期待できます。

また、心拍数も上がり、心臓の動きも活発になることからも、心肺機能の活性化が期待できます。

これらより、HIITトレーニングにより、体力・持久力の向上が見込みます。

HIITトレーニングは、強度の高いエクササイズであるが故に、注意して行わなければ、体調を崩したり怪我をしたりする可能性があります。

ここでは、HIITトレーニングを行う上で、気をつけるべきことについてご紹介します。

問題なくHIITトレーニングを実施するためにも、注意点を理解しておくようにしましょう。

 

ウォームアップを実施する

HIITトレーニングは強度が高いため、いきなり始めてしまうと、急に心拍数が上がり、体に大きな負担を与えてしまいます。また、強度が高いことで強度の低い運動よりも怪我のリスクが高まります。

そのため、ウォームアップは入念に行うようにしましょう。

ウォームアップの中でも、動的ストレッチを多く取り入れると良いでしょう。

 

自分に合った強度で実施する

中・上級者と初心者で同じメニューのHIITトレーニングを行うことは危険です。

特に初心者は、徐々に強度を上げるようにしましょう。例えば、初めはセット数を少なくしたり、時間を少なくしたりして、強度を低く設定するようにしましょう。

 

水分補給

HIITトレーニングに限らず、運動を行う際はこまめに水分補給を行うようにしましょう。

脱水状態では、本来のパフォーマンスを発揮できない上、健康を害することもあります。喉が渇く前に水分補給を行うようにしましょう。

今回は、HIITトレーニングについて深掘りしていきました。HIITトレーニングには、適切に行えば、ダイエット効果の高いとても良いトレーニングです。

自分のレベルに合わせてHIITトレーニングを取り入れることで、効率よくダイエットを進めることができるでしょう。

 

しかし、強度の高いトレーニングであるため、間違った方法で行うことは非常に危険です。今回ご紹介した注意点を理解した上で行うようにしましょう。

 

より多くの方のお力になれていましたら幸いです！